1度ネットに出たものは必ず「どこか」に残ってしまう
出した直後から収集は始まる
「Twitterとは全然関係ないサイトで自分のつぶやきをみつけた」
こんな経験はありませんか?
まだ経験のない方は自分のTwitterのアカウントや過去につぶやいた内容をGoogleで検索したら経験できるかもしれません。
なぜそのようなことが起こるのか?
有名人のつぶやきであれば、熱心なファンが1つ1つ収集して自分のサイトでまとめているということがあるかもしれません。
しかし実際には、一般の人でもフォロワーが少ない人でも上記のようなことは起こりえます。
こんな簡易実験をしてみました。
クリックすると「どんなひと(*1)がクリックしたか」を集計できるURLをTwitterでつぶやいてみます。
送信ボタンをポチッと押すと、驚くことに10秒もしないうちに10回のクリックがありました。
どんなひとがクリックしたかというと、
- ShowyouBot (http://showyou.com/crawler)
- Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.9; rv:28.0) Gecko/20100101 Firefox/28.0 (FlipboardProxy/1.1; +http://flipboard.com/browserproxy)
- Mozilla/5.0 (compatible; Yahoo! Slurp; http://help.yahoo.com/help/us/ysearch/slurp)
- help@dataminr.com
などでした。
これだけ見てもよく分かりませんが、これらは生身の人間ではなくいわゆるbotとかクローラーと呼ばれるプログラムです。
これらのプログラムは常にネット上を動きまわって新しい情報を探しており、この実験用のつぶやきも逃さず見つけ、その上リンク先の情報まで収集したというわけです。
「わざわざティンクラーを使わなくても、気に入らないつぶやきは後で自分で消せばいい」
と考える方もいると思いますが、自分の意思とは反して誰かが勝手にあなたのつぶやきを収集している可能性は否定できません。
そして誰かに収集された情報はTwitterの管理画面から消すことはできないのです。
ティンクラーは情報収集させない
ティンクラーは仕組み上、botやクローラーに一即多に情報を取られることはありません。
それは鍵をかけたTwitterのアカウントを使っている場合もそうでない場合も同じです。
以前ユーザーの方から、
「つぶやいた内容をTwitterにも共有して、それが自動的に消える方がいい」
というご意見をいただいたことがあります。
これは技術的には可能なのですが、
「Twitter上のつぶやきも削除したのですが、もしかしたらどこかの業者がコピーを保存しているかもしれません」
という状況になってしまうため、このような方式はとっていません。
ティンクラー内でのみ閲覧できるというシステムが、15分のみ閲覧できるという条件を実現しているのです。
ティンクラーのプライバシーポリシーに関してはこちらを、利用規約に関してはこちらをご覧ください。
*1 正確にはユーザーエージェントのことですが、ここではわかりやすくするために「どんなひと」と表現しました