15分で消えるSNS「Twinkler」

15分で消えるSNS「Twinkler」の公式ブログです

1度ネットに出たものは必ず「どこか」に残ってしまう

出した直後から収集は始まる

 

Twitterとは全然関係ないサイトで自分のつぶやきをみつけた」

 

こんな経験はありませんか?

まだ経験のない方は自分のTwitterのアカウントや過去につぶやいた内容をGoogleで検索したら経験できるかもしれません。

 

なぜそのようなことが起こるのか?

有名人のつぶやきであれば、熱心なファンが1つ1つ収集して自分のサイトでまとめているということがあるかもしれません。

しかし実際には、一般の人でもフォロワーが少ない人でも上記のようなことは起こりえます。

 

こんな簡易実験をしてみました。

クリックすると「どんなひと(*1)がクリックしたか」を集計できるURLをTwitterでつぶやいてみます。

送信ボタンをポチッと押すと、驚くことに10秒もしないうちに10回のクリックがありました。

どんなひとがクリックしたかというと、

 

 

 

 

などでした。

これだけ見てもよく分かりませんが、これらは生身の人間ではなくいわゆるbotとかクローラーと呼ばれるプログラムです。

これらのプログラムは常にネット上を動きまわって新しい情報を探しており、この実験用のつぶやきも逃さず見つけ、その上リンク先の情報まで収集したというわけです。

 

「わざわざティンクラーを使わなくても、気に入らないつぶやきは後で自分で消せばいい」

 

と考える方もいると思いますが、自分の意思とは反して誰かが勝手にあなたのつぶやきを収集している可能性は否定できません。

そして誰かに収集された情報はTwitterの管理画面から消すことはできないのです。

 

 

ティンクラーは情報収集させない

ティンクラーは仕組み上、botクローラーに一即多に情報を取られることはありません。

それは鍵をかけたTwitterのアカウントを使っている場合もそうでない場合も同じです。

以前ユーザーの方から、

 

「つぶやいた内容をTwitterにも共有して、それが自動的に消える方がいい」

 

というご意見をいただいたことがあります。

これは技術的には可能なのですが、

 

Twitter上のつぶやきも削除したのですが、もしかしたらどこかの業者がコピーを保存しているかもしれません」

 

という状況になってしまうため、このような方式はとっていません。

ティンクラー内でのみ閲覧できるというシステムが、15分のみ閲覧できるという条件を実現しているのです。

ティンクラーのプライバシーポリシーに関してはこちらを、利用規約に関してはこちらをご覧ください。

 

 

 

*1 正確にはユーザーエージェントのことですが、ここではわかりやすくするために「どんなひと」と表現しました

 

 

「言わない」は「思ってない」じゃない

人は心で思っていても言わないことがあります。

隣の席の人から嫌な匂いがしても

 

「あなた臭いですよ」

 

とハッキリいう人はそう多くないでしょう。

きっと大人になるにつれて身に着けていく社会性が

 

「ハッキリ言ったら相手が傷つくかもしれない」

「もしかしたらひどく怒るかもしれない」

「周囲を巻き込んで空気を悪くするかもしれない」

 

と警告をだしているのでしょう。

 

 

席を勧めた子供

先日電車でとある親子を目にしました。

5歳位の男の子とその母親。

2人は3人掛けの席に座っていました。

そのうち男の子は電車に飽きたのか、空いている席におもちゃを置いて遊び始めました。

 

「そこには人が座るからものをおいちゃダメだよ」

 

母親がすかさず注意すると男の子は素直に従い、遊ぶのをやめて前を向きました。

次の駅で1人の男性が電車に乗ってきました。

その男性はすぐに降りるのでしょう、席に座ること無くその親子の前に立ちました。

すると男の子が男性に向かって

 

「ここ空いてるから座っていいよ!」

 

 

私はその様子を微笑ましく見ていましたが、

同時になんとも言えない驚きを感じていました。

自分も幼いころはもしかしたらあの男の子のように思ったことをなんでも言っていたのかもしれない。

でも成長するにつれて、心の中である種のフィルターをかけて発言を抑止するようになっていたのかも。

 

・・・ところでそのフィルターはいつでも正しく動作しているのだろうか?

 

 

言わないは思ってないじゃない。そして、思っていれば「する」ことがある

ひとは言うことを省略して行動することがあります。

すごく当たり前のことなのですが、

 

「腹が減ったら"腹が減った"と言う前に何か食べることがある」

 

ということです。

改まって言うほどのことではないのですが・・・

では、辛い時はどうでしょう?

なにか辛いことがある時、「辛い」と言う前に何か行動に移すことがあるはずです。

 

私は辛いことがあるとひたすら食べてひたすら寝ます。

何かで腸の状態とストレスは関連性があると読んだことがありますが、

腸に刺激を与えて脳を休ませるのが私のリフレッシュ方法なのでしょう。

 

でも、人によっては

 

「どうして言ってくれなかったの・・・?」

 

という行動を起こすことがあります。

私は心理学者ではないので学術的なことは言えないのですが、辛い時に起こす行動の一部は「無言のメッセージ」であると私は考えています。

 

辛い時に暴飲暴食してグーグー寝るのは単なるストレス発散です。

でも時として

 

「この結果を見ろ。私はこれほどまでに辛かったのだ。」

 

と、行動で表現してしまうことがあります。

 

小学生の頃、父と喧嘩して父が大事にしていた掛け軸をめちゃくちゃに壊したことがありました。

それは単なるストレス発散ではなく

 

「俺はこれほどにまで怒っているんだ。あなたが大事にしていたものを壊してしまうほどに。」

 

というメッセージだったのでしょう。

 

父にはひどく叱られましたがその後すぐに和解できました。

掛け軸もなんやかんやで元通りに修復できました。

壊したのが掛け軸でよかったです。

1度壊したら2度と修復できないものだってあるのですから。

 

 

言わなかったことの1%でも言えれば・・・

ここまで読んで、

 

「"ティンクラーを使っていれば人の悩みに気づけるよ"って言いたいの?」

 

と考えた読者もいらっしゃると思います。

正直に言うと

 

「あわよくばそうであって欲しい」

 

と考えています。

人の悩みに気づけるというのはあくまでも一例に過ぎません。

 

「思っているけど言わないことを少しでも発信する機会」

 

そしてそれによって

 

「気づかなかったことを気づける機会」

 

をティンクラーがほんの少しでも提供できたら幸せだと考えています。

 

それに気づくのは会ったこともない人かも知れませんし、

発言したあなた自身かも知れません。

 

 

 

ティンクルは本当に消えるんですか?完全に? 2

以前の記事でティンクルは完全に消えるということを説明しましたが、もう少し詳しく説明しようと思います。

 

「表示されない」ことはティンクル後15分で確認できる

ティンクラーをはじめて使ったユーザーは

「15分で消える」

という意味がよくわからないかもしれません。

どうやって消えていくのかはティンクルした後、15分後にティンクラーの画面を見れば確認できます。

もし、べつのツイッターアカウントを持っていれば2つのアカウントでお互いにフォローした上で確認すれば、フォロワーのタイムラインでどう見えているのかも確認いただけると思います。

 

「完全に」消えてる?

例えばiPhoneで「メール」アプリを使っているとわかると思うのですが、受信したメールは少なくとも2箇所に存在します。

1つ目は「サーバー」、2つ目 は「iPhone自体」です。

サーバーに保存されているからiPhoneからだけではなくパソコンからも確認できますし、iPhone自体に保存されているから圏外でも古いメールを確認できます。

仮にiPhoneに保存されたメールを削除したとしても、サーバーに残っていれば再度閲覧することができます。

ではティンクラーはどんな仕組みか?というと、

 

  1. 送信されたティンクルがサーバーに一時的に保存される
  2. ユーザーのタイムラインにティンクルをダウンロードする
  3. 15分経ったらユーザーのタイムラインからティンクルを削除する
  4. ほぼ同じタイミングでサーバーからも削除する

 

上記のようになります。

つまり15分経過したらサーバーからもiPhone自体からも削除する、という仕組みです。

 

ビッグデータを破棄する理由は?

ティンクルされた内容はいわゆるビッグデータになります。

これを完全に削除するのはもったいないから裏でこっそり取っておいているのでは?と考える人がいるかもしれません。

まず、なぜ「もったいない」かを説明します。

例えばあるユーザーは毎日13時頃に「はらへった~」とティンクルしているとします。

ここからそのユーザーの行動パターンを推測すれば、

「13時前に食べ物に関する広告を表示させれば興味を持ちやすいかも」

と分析することができます。そしてそれは収益に繋がります。

また、

「使い方よくわからないなー」

とティンクルしているユーザーが沢山いることが過去のティンクルから分析できれば、アプリのサービス向上に直接的に繋がります。

このように、ユーザーのティンクルをすべて削除することが「もったいない」ことだと分かっていただけたかと思います。

 

ではなぜすべて削除するのか?

それは当然のことながら「ユーザーとの約束」だからです。

 

消せば嬉しいこともちょっとある

すべてのティンクルを削除することで嬉しいこともあります。

それは「サーバーのコスト」です。

ティンクラーには現在「送信制限」はありません。

誰でも好きなときに好きなだけティンクルすることができます。

その為、毎時大量の文字や画像がサーバーに送られてくることになります。

しかし、「15分間に送られてくるデータの最大量」を想定しておけば、それ以上の保存領域は必要ありません。

つまり、データを保存するための保存用の機器を節約できているということです。

 

安心してご利用下さい

15分で削除されるというのはティンクラー最大の特徴であると同時に、

サービス提供者が確実に遵守しなければいけないポイントだと考えています。

今後も是非ティンクラーを安心してご利用下さい。

 

 

なにか隠しコマンドはありますか?

Q. Googleなどのサービスでも隠しコマンドがありますが、ティンクラーにもありますか?

 

A. 1つだけ公開します

 

NO MORE 映画泥棒

 

と送信しようとすると送信できない仕様になっています。

送信できない代わりにちょっとした演出をみることができます。

アルファベットは全て大文字、間のスペースは半角です。

開発者が徹夜明けの憂さ晴らしに作りそのまま世に出してしまったもので、初期のバージョンから最新バージョンまで共通して利用できるコマンドです。

もし「NO MORE 映画泥棒」とティンクルしたい場合には一番最後にスペースを入れるなどすれば送信できます。

 

 

 

ティンクルは15分で消えますが、なぜ15分なのですか?

Q. ティンクルは15分で消えますが、なぜ15分なのですか?

A. サービスの特徴を活かすために15分と決めました

ティンクルが削除されるまでの時間が15分では長いという意見をいただいています。

これはSnapchatというアプリと比較してのことのようです。

Snapchatとはアメリカ生まれのメッセンジャーアプリで、友人に写真を送ると開かれた10秒後に削除されるというものです。

これに比べると15分というのは長い気がします。

しかし、Snapchatとティンクラーには決定的な違いがあります。

Snapchatは「写真を送るけど、見たら消すからね」というスタンスであるのに対し、ティンクラーは「今を伝えるのは今だけ。今見逃したらもう見れない。」というスタンスです。

どちらのアプリも「消える」という機能が備わっていますが、消えるタイミングとその理由が根本的に違っています。

 

逆に、15分では短いという意見もいただいております。

その理由は「15分ではフォロワーの目に止まる前に消えてしまう」ということです。

現在多くの皆さんにティンクラーを利用していただいておりますが、まだまだ世の中に浸透するには至っておりません。

もう少し多くの方々に使っていただけるようになれば、お互いにティンクルを確認し合えるような状態になると思います。

 

ぜひ、多くの皆さんにティンクラーをご活用いただければ幸いです。