ティンクラーは悪口の温床になりませんか?
Q.ティンクルは画像も文章も15分で消えてしまうので誰かの悪口を言ったり、何かの批判をする場になってしまいませんか?
A.こんなふうに考えています
「言わない」は「思ってない」ではない
まず私が伝えたいのは
「誰かから発信される情報はとても貴重だ。例えそれが心ないものでも。」
ということです。
学生時代、学園祭のクラス発表を私がまとめなければならなくなったことがあります。
私はなるべく皆が納得するようにと、多くの人の意見を取り入れつつ、リーダーシップもとってクラスを学年優勝へと導きました。
クラスは大盛り上がり。私は鼻高々でした。
しかし、学園祭が終わった後、クラスでアンケートを取ったところ、その無記名のアンケートには私が想像もしていなかったことが書かれていました。
「楽しくなかった」
「優勝すればいいってもんじゃない」
「リーダーが悪かった」
私は大変ショックをうけました。
なんでこんなことを書くのだろう?
一緒に喜びを共有できてたと思ったのに・・・
でも、後になってそれが皆の「本当の気持ち」なんだ、ということに気が付きました。
「表面的には楽しそうにしていても、心の中では不満を抱えていた。」
それがただ1つの真実であり、それに気づかずに自己満足で終わっていたら、同じ間違いを何度も繰り返していたことと思います。
誰でも批判されたり嫌われていることを認知するのは嫌なので避けて通りがちですが、それと向き合うことができたら(ものすごく辛いですが)、人はきっと大きく成長できるのだと思います。
これと同じことがネット上でも起きています。
人を激しく批判したり、誰かが一生懸命作ったものをけなしたり、ネット上ではよく目にするシーンです。
中には言いがかりだったり勘違いだったり絶対に言い過ぎだ!というものもあります。
でも私は「ネットが人を凶暴化させる」するのではなく、
「思っているけど言えない気持ちを、ネットでは純粋に表現できるだけ」だと考えています。
私はツイッターを使っていますが、言いたいことを言えないことがたまにあります。
・こんなネガティブなこと言ったら印象悪くなるかも
・政治的なこと、社会的なこと、宗教的なことに言及すると炎上するかも
・いいアイデアを思いついても「それもうあるよ」って言われるのが怖い
これらは、きっと発信したほうがいいことです。
発信したら何か生まれるかも知れないし、発信するだけで暗い気持ちが晴れるかも知れません。
ティンクラーで嫌な思いをすることは?
ティンクラーはまだ始まったばかりのサービスなので、今後どのような場になっていくか読み切れないところがあります。
しかし、悪意のある強いメッセージは「たった15分で消されてしまうこと」を嫌い、ティンクラーとは相性が悪いと私は考えています。
それでも、ティンクラーが人の悪口であふれることがあるかもしれません。
そんな時は「非表示」という機能をご利用下さい。
嫌なティンクルを見かけたらスワイプして「非表示」を選べばそのユーザーのティンクルは今後非表示になります。
非表示に設定されたことは対象のユーザーには知らされません。
最後に
ティンクラーは「15分で消えるツイッター」とわかりやすく説明できます。
それだけ聞くとツイッターの劣化版のように聞こえますが、ティンクラーがめざすのは「本当の今、本当の気持ち」を発信できる、全く新しいコミュニケーションの場です。
是非、ティンクラーで「本当の今、本当の気持ち」を発信してみてください。